三湖伝説は

三湖伝説は青森県、岩手県、秋田県にまたがる伝説。

主に秋田県を中心として語り継がれている。

異類婚姻譚、変身譚、見るなのタブーの類型のひとつ。

各地にこの物語が残されているが、細部は異なっている。

鹿角郡の草木村に八郎太郎という名の若者が暮らしていた。

八郎太郎は村の娘と旅の男との間の息子で、父親は寒風山で竜に姿を変えて消えたと言われており、母親は難産で死んでいたので祖父母に育てられ、マタギをして生活していた。

しかしある日仲間の掟を破り、仲間の分のイワナまで自分一人で食べてしまったところ、急に喉が渇き始め、33夜も川の水を飲み続け、いつしか33尺の竜へと変化していった。

自分の身に起こった報いを知った八郎太郎は、十和田山頂に湖を作り、そこの主として住むようになった。

この湖が十和田湖である。

三戸郡の斗賀村に南祖坊という男が住んでいた。
update:2010年06月01日